JDKとは何か
JDK(Java Development Kit)は、Javaで開発を行うために使用されるソフトウェアパッケージです。Javaプログラムのコンパイル、デバッグ、実行などを行うためのツールやライブラリが含まれています。
JDKは、Java言語でソフトウェア開発を行う上で、必要となるソフトウェア郡をまとめたパッケージであり、Javaの開発元である米オラクル (Oracle)社が無償配布しており、誰でも自由に入手・使用することができます。
具体的には、JDKには以下のようなものが含まれています:
– javac:Javaのプログラムをコンパイルするときに使うコマンド
– javadoc:Javaのソースコードから説明書を作るときに使うコマンド
– JRE(Java Runtime Environment):Javaのプログラムを動かすときに使うもの
これらのツールは、Javaプログラムの開発、テスト、デバッグに必要なもので、これらを使ってJavaプログラムを効率よく開発することができます。また、JDKにはJREが含まれているため、Javaプログラムを動かすためにもJDKが利用されます。
以上がJDKの基本的な説明です。Javaを使った開発を行う際には、このJDKが必要となります。
最新のJDKをダウンロードする
Java Development Kit(JDK)の最新版をダウンロードするための手順は以下の通りです。
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Oracleの公式ダウンロードページにアクセスする:まず、Oracleの公式ダウンロードページを開きます。
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JDKのバージョンを選択する:ダウンロードページには、利用可能なJDKのバージョンが一覧表示されています。最新のバージョンを選択します。
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OSに合わせたJDKをダウンロードする:ダウンロードするJDKは、使用しているOS(32bitか64bit)によって異なります。適切なバージョンを選択してダウンロードします。
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ダウンロードしたファイルを保存する:ダウンロードしたファイルを任意の場所に保存します。
以上がJDKの最新版をダウンロードする手順です。次のステップは、ダウンロードしたJDKをインストールすることです。
JDKのインストール手順
Java Development Kit(JDK)のインストールは以下の手順で行います。
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JDKのダウンロード:まず、Oracleの公式ウェブサイトから最新版のJDKをダウンロードします。ダウンロードする際には、使用しているOS(32bitか64bit)に合わせたバージョンを選択します。
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インストーラの実行:ダウンロードしたインストーラを実行し、「次へ」をクリックします。特に変更する必要はありません。
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インストール先の選択:インストール先をメモして「次へ」をクリックします。このパスは後で環境変数を設定する際に必要となります。
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インストールの実行:インストールが実行されるので、しばらくお待ちください。「閉じる」をクリックしてインストールを完了します。
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環境変数の設定:JDKをインストールしたら、環境変数の設定が必要です。環境変数には「Path」と「JAVA_HOME」の2つを設定します。これにより、システムはJDKのインストール場所を特定し、JDKに含まれるコマンドやライブラリにアクセスすることができるようになります。
以上がJDKのインストール手順です。次のステップは、インストールしたJDKの動作確認です。
JDKの環境変数設定方法
JDKインストールの確認
Java Development Kit(JDK)が正しくインストールされているかを確認するための手順は以下の通りです。
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コマンドプロンプトを開く:タスクバーの検索窓で「cmd」と打ち込むか、「スタートメニュー」より、「Windowsシステムツール」のフォルダを開き「コマンドプロンプト」をクリックすることで起動できます。
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バージョン情報の確認:コマンドプロンプトを起動し、以下のコードを実行します。
javac -version
このコードはJDKのバージョン情報を確認するコードです。JDKが存在しない場合はエラーメッセージが出力されます。
以上がJDKのインストール確認の手順です。これにより、JDKが正しくインストールされているかを確認することができます。