月. 2月 24th, 2025

Visual Studio CodeでJavaプログラム開発環境構築

Visual Studio Code (VS Code)は、Microsoftが開発したフリーでオープンソースのコードエディタです。多くの言語をサポートしており、Javaもその一つです。以下に、VS CodeでJavaの開発環境を構築する手順を説明します。

Java Development Kit (JDK)のインストール

Javaの開発にはJDKが必要です。まずは、Oracleの公式ウェブサイトまたはOpenJDKのウェブサイトから最新のJDKをダウンロードし、インストールします。

Visual Studio Codeのインストール

次に、VS Codeをインストールします。VS Codeの公式ウェブサイトから最新版をダウンロードし、指示に従ってインストールします。

Java Extension Packのインストール

VS Codeには多くの拡張機能があり、Java開発をサポートするための拡張機能も提供されています。VS Codeの拡張機能ビューを開き、「Java Extension Pack」を検索し、インストールします。これには、Language Support for Java(TM) by Red Hat、Debugger for Java、Java Test Runnerなど、Java開発に必要な拡張機能が含まれています。

以上で、VS CodeでJavaの開発環境を構築する準備が整いました。次のステップでは、Javaのビルドパスの設定方法について説明します。この設定を行うことで、Javaのプロジェクトが正しくビルドされ、実行されるようになります。具体的な手順については、次のセクションで詳しく説明します。

Java Extension Packのインストール

Java Extension Packは、VS CodeでJava開発を行うための一連の拡張機能を提供します。以下に、Java Extension Packのインストール方法を説明します。

拡張機能ビューを開く

VS Codeの左側のアクティビティバーにある四角いアイコンをクリックすると、拡張機能ビューが開きます。

Java Extension Packを検索

拡張機能ビューの検索ボックスに「Java Extension Pack」と入力します。検索結果に「Java Extension Pack」が表示されます。

Java Extension Packをインストール

検索結果から「Java Extension Pack」を見つけたら、その右側に表示される「インストール」ボタンをクリックします。これにより、Java Extension PackがVS Codeにインストールされます。

Java Extension Packには、Language Support for Java(TM) by Red Hat、Debugger for Java、Java Test Runnerなど、Java開発に必要な拡張機能が含まれています。これらの拡張機能は、Javaのコード補完、デバッグ、テストの実行など、Java開発に必要な機能を提供します。

以上で、Java Extension Packのインストールは完了です。次のステップでは、Javaのビルドパスの設定方法について説明します。具体的な手順については、次のセクションで詳しく説明します。

Javaのパス設定

Javaの開発環境を整えるためには、Java Development Kit (JDK)のパスを正しく設定することが重要です。以下に、WindowsとMacでのJavaのパス設定方法を説明します。

Windowsでのパス設定

  1. 「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」をクリックします。
  2. 「システム」をクリックし、「システムの詳細設定」をクリックします。
  3. 「詳細」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。
  4. 「システム環境変数」の中から「Path」を選択し、「編集」をクリックします。
  5. 「新規」をクリックし、JDKの「bin」ディレクトリのパスを入力します。

Macでのパス設定

  1. ターミナルを開きます。
  2. ~/.bash_profileまたは~/.zshrcファイルを開きます。(nano ~/.bash_profileまたはnano ~/.zshrcコマンドを使用)
  3. ファイルの最後に以下の行を追加します: export PATH="/usr/libexec/java_home/bin:$PATH"
  4. ファイルを保存し、閉じます。
  5. ターミナルでsource ~/.bash_profileまたはsource ~/.zshrcコマンドを実行します。

以上で、Javaのパス設定は完了です。これにより、VS CodeからJavaコマンドを正しく実行できるようになります。次のステップでは、Javaプロジェクトの作成と実行方法について説明します。具体的な手順については、次のセクションで詳しく説明します。

Javaプロジェクトの作成と実行

VS CodeでJavaプロジェクトを作成し、実行する方法を以下に説明します。

Javaプロジェクトの作成

  1. VS Codeを開き、左側のアクティビティバーにある「エクスプローラ」アイコンをクリックします。
  2. 「フォルダを開く」をクリックし、新しいJavaプロジェクトを作成するディレクトリを選択します。
  3. VS Codeのコマンドパレットを開きます(Ctrl+Shift+PまたはCmd+Shift+P)。
  4. 「Java: Create Java Project」を入力し、選択します。
  5. プロジェクト名を入力し、エンターキーを押します。これにより、新しいJavaプロジェクトが作成されます。

Javaプログラムの作成

  1. 新しく作成したJavaプロジェクトの中に、Javaファイル(.java)を作成します。
  2. Javaプログラムを記述します。例えば、以下のようなHello Worldプログラムを作成することができます。
public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, World!");
    }
}

Javaプログラムの実行

  1. 作成したJavaファイルを開きます。
  2. 右上の「Run」ボタンをクリックします。これにより、Javaプログラムが実行され、結果が「TERMINAL」パネルに表示されます。

以上で、VS CodeでJavaプロジェクトの作成と実行の方法について説明しました。これらの手順を踏むことで、VS Codeを使ってJavaの開発を行うことができます。次のステップでは、Javaのビルドパスの設定方法について説明します。具体的な手順については、次のセクションで詳しく説明します。

By jakoten

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