プラットフォームの違い
Java版MinecraftとBedrock版Minecraftは、それぞれ異なるプラットフォームで動作します。
Java版は、その名の通りJavaで書かれており、Windows、Mac、LinuxのPCで動作します。Java版はMinecraftのオリジナルバージョンであり、最初にリリースされたバージョンです。
一方、Bedrock版は、C++で書かれており、Windows、iOS、Android、Xbox One、Nintendo Switch、PlayStation 4など、より多くのプラットフォームで動作します。Bedrock版は、異なるデバイス間でのクロスプレイを可能にするために開発されました。
これらの違いは、どのデバイスでプレイしたいか、またはどのような体験を求めているかによって、どちらのバージョンを選ぶべきかを決定する重要な要素となります。それぞれのバージョンには独自の特性と利点がありますので、選択は個々のプレイヤーのニーズに大きく依存します。
アップデートと早期アクセス
Java版とBedrock版のMinecraftは、アップデートの取り扱いと早期アクセスの面でも違いがあります。
Java版は、新しいアップデートがリリースされると、通常、最初に受け取るバージョンです。これは、Java版がMinecraftのオリジナルバージョンであるためです。また、Java版のユーザーは「スナップショット」と呼ばれる早期アクセスバージョンを利用することができます。これにより、新機能を試したり、開発者がフィードバックを収集したりすることが可能になります。
一方、Bedrock版は、アップデートがJava版よりも遅れてリリースされることが多いです。しかし、Bedrock版でも「ベータ版」を通じて新機能の早期アクセスが可能です。
これらの違いは、新しいアップデートをどれだけ早く試したいか、または新機能のテストにどれだけ関与したいかによって、どちらのバージョンを選ぶべきかを決定する重要な要素となります。それぞれのバージョンには独自の特性と利点がありますので、選択は個々のプレイヤーのニーズに大きく依存します。
マルチプレイ用サーバー
Java版とBedrock版のMinecraftは、マルチプレイ用サーバーの設定と利用の面でも違いがあります。
Java版は、ユーザーが自分自身でサーバーをホストし、カスタマイズすることが可能です。これにより、プレイヤーは自分たちのゲーム環境を完全に制御することができます。また、Java版では、数多くのユーザー作成のMODを利用することができ、ゲームプレイをさらに拡張することが可能です。
一方、Bedrock版では、公式にサポートされている「Realms」を利用することで、独自のマルチプレイサーバーを設定することができます。しかし、Java版ほどの自由度はありません。
これらの違いは、どの程度自分自身でサーバーを制御したいか、またはどのようなマルチプレイ体験を求めているかによって、どちらのバージョンを選ぶべきかを決定する重要な要素となります。それぞれのバージョンには独自の特性と利点がありますので、選択は個々のプレイヤーのニーズに大きく依存します。
クロスプレイ
Java版とBedrock版のMinecraftは、クロスプレイの面でも違いがあります。
Java版は、PC（Windows、Mac、Linux）間でのマルチプレイが可能です。しかし、Java版のMinecraftは他のプラットフォームとのクロスプレイには対応していません。
一方、Bedrock版は、異なるプラットフォーム間でのクロスプレイをサポートしています。これにより、Windows、iOS、Android、Xbox One、Nintendo Switch、PlayStation 4などのプラットフォームでプレイしている友人と一緒にゲームを楽しむことができます。
これらの違いは、どの程度自分自身でサーバーを制御したいか、またはどのようなマルチプレイ体験を求めているかによって、どちらのバージョンを選ぶべきかを決定する重要な要素となります。それぞれのバージョンには独自の特性と利点がありますので、選択は個々のプレイヤーのニーズに大きく依存します。
REALMS
MinecraftのREALMSは、Mojangが提供する公式のサーバーホスティングサービスです。REALMSを利用すると、プレイヤーは自分自身のMinecraftの世界を作成し、友人を招待して一緒にプレイすることができます。
Java版とBedrock版の両方で利用可能ですが、それぞれのバージョンのREALMSは互換性がありません。つまり、Java版のREALMSはJava版のプレイヤーのみが利用可能で、同様に、Bedrock版のREALMSはBedrock版のプレイヤーのみが利用可能です。
REALMSは、最大10人のプレイヤーが同時にプレイできるように設計されています（所有者を含む）。また、所有者は招待リストに最大3000人のプレイヤーを追加することができます。
REALMSの利点は、24時間365日、いつでもプレイできること、サーバーの設定や管理が容易であること、そしてMojangがサーバーのバックアップと保守を行ってくれることです。これにより、プレイヤーはゲームプレイに集中することができます。
ただし、REALMSは有料サービスであり、月額料金が発生します。また、Java版のようなカスタムMODやプラグインは利用できません。これらの要素を考慮に入れて、どのマルチプレイオプションが最適かを判断することが重要です。