Javaのバージョン履歴
Java言語は、JDK 1.0以降、いくつかの変更を経てきました。また、標準ライブラリには数多くのクラスとパッケージが追加されています。J2SE 1.4以降、Java言語の進化はJava Community Process (JCP)によって管理されており、Java Specification Requests (JSRs)を使用してJavaプラットフォームへの追加や変更を提案し、仕様化しています。
2017年9月、Javaプラットフォームの主任アーキテクトであるMark Reinholdは、リリーススケジュールを「2年ごと」から「機能リリースを6ヶ月ごとに」に変更することを提案しました。この提案はその後のすべてのバージョンで実施され、現在も続いています。
Javaのバージョンは次のように進化してきました:
- JDK 1.0:1996年1月23日リリース
- JDK 1.1:1997年2月18日リリース
- J2SE 1.2:1998年12月4日リリース
- J2SE 1.3:2000年5月8日リリース
- J2SE 1.4:2002年2月13日リリース
- J2SE 5.0:2004年9月30日リリース
- Java SE 6:2006年12月11日リリース
- Java SE 7:2011年7月28日リリース
- Java SE 8:2014年3月18日リリース
- Java SE 9:2017年9月21日リリース
- Java SE 10:2018年3月20日リリース
- Java SE 11:2018年9月25日リリース
- Java SE 12:2019年3月19日リリース
- Java SE 13:2019年9月17日リリース
- Java SE 14:2020年3月17日リリース
- Java SE 15:2020年9月15日リリース
- Java SE 16:2021年3月16日リリース
- Java SE 17:2021年9月14日リリース
- Java SE 18:2022年3月22日リリース
- Java SE 19:2022年9月20日リリース
- Java SE 20:2023年3月21日リリース
- Java SE 21:2023年9月19日リリース
- Java SE 22:2024年3月19日リリース
Oracleによると、現在サポートされている長期サポート(LTS)バージョンは、21、17、11、8です。また、Java 22は2024年3月19日にリリースされました。
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Javaの最新バージョンとその特徴
Javaの最新バージョンはJava 22で、2024年3月19日にリリースされました。このバージョンでは、Java言語と開発プラットフォームのパフォーマンス、安定性、セキュリティを向上させるための数千の改善が行われました。
Java 22は、以下の15の機能を持っています:
- String Templates (Preview) [JEP-430]
- Sequenced Collections [JEP-431]
- Generational ZGC [JEP-439]
- Record Patterns [JEP-440]
- Pattern Matching for switch [JEP-441]
- Foreign Function & Memory API (Third Preview) [JEP-442]
- Unnamed Patterns and Variables (Preview) [JEP-443]
- Virtual Threads [JEP-444]
- Unnamed Classes and Instance Main Methods (Preview) [JEP-445]
- Scoped Values (Preview) [JEP-446]
- Vector API (Sixth Incubator) [JEP-448]
- Deprecate the Windows 32-bit x86 Port for Removal [JEP-449]
- Prepare to Disallow the Dynamic Loading of Agents [JEP-451]
- Key Encapsulation Mechanism API [JEP-452]
- Structured Concurrency (Preview) [JEP-453]
これらの機能は、Javaの言語機能の改善、APIとパフォーマンスの強化、Java Development Kit (JDK)に含まれるツールの改善など、開発者の生産性を向上させ、イノベーションを促進し、組織全体の成長を加速するのに役立ちます。
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Javaの長期サポートバージョン
Javaの長期サポート(LTS)バージョンは、Javaのバージョンの中で特に長期間にわたりサポートが提供されるバージョンを指します。これらのバージョンは、通常、数年間にわたり業界標準として使用されます。
Oracleは、Java SE 8以降の製品リリースについて、特定のリリースのみをLTSリリースとして指定します。現在、Java SE 8、11、17、21がLTSリリースとなっています。Oracleは、今後も2年ごとにLTSリリースを行う予定で、次回の予定されているLTSリリースは2025年9月のJava 25です。
LTSバージョンは、そのバージョンがリリースされてから数年間にわたり、セキュリティアップデートやバグ修正などのサポートが提供されます。これにより、開発者は安心してそのバージョンを使用し続けることができます。
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Javaの将来の展望
Javaは、その強力な機能と広範なエコシステムにより、今後もソフトウェア開発の主要な言語であり続けると予想されています。Javaは、エンタープライズレベルのアプリケーション開発からモバイルアプリケーション、組み込みシステムまで、幅広い用途で使用されています。
Javaの将来の展望を考える上で重要な要素の一つは、Javaのバージョンアップと新機能の追加です。Javaは定期的に新しいバージョンをリリースし、新しい機能を追加しています。これにより、Javaは最新のソフトウェア開発のトレンドに対応し、開発者のニーズを満たすことができます。
また、Javaはオープンソースコミュニティによって支えられており、そのコミュニティはJavaの進化と成長を支えています。Javaのオープンソースコミュニティは、新しいアイデアを提供し、新しい機能の開発に貢献し、Javaのエコシステムを強化しています。
Javaの将来の展望は明るく、Javaは今後もソフトウェア開発の中心的な役割を果たし続けると予想されています。Javaの強力な機能、広範なエコシステム、そして活発なオープンソースコミュニティにより、Javaは今後もソフトウェア開発の世界をリードし続けるでしょう。
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